先祖調査:始まり
家の書類整理をしていた時に、祖父の相続で使用された除籍謄本が出てきました。大正9年に丹右ヱ門が他界。そして高祖父である助次郎が家督相続(跡継ぎが全ての財産を継ぐ事。戦後の民法改正で昭和22年より無くなる)をされたというものです。
今とは違う戸主(世帯の主)を筆頭とする家制度の時代、分家・婚姻・死亡等によって除籍されていない兄弟、夫婦、子供がずらっと並んでいます。これを見たときに「家族関係を知る上でこんなに便利なものがあるのか」と感動したものです。更に、関係性が全く分からなかった親戚の続柄もこちらで判明しました。
父が亡くなる2、3年前に記憶を参考とした系譜をパソコンに残してくれていました。元々先祖や家系図に興味があった自分にはとても有り難いもので、「子孫が分かりやすいように更に掘り下げていこう」と思ったことが始まりです。
そこから先祖調査を始めて早2年経ちましたが、系譜だけであった初期に比べ、系図・由緒書き・写真・神社資料・自宅資料・年表等新しいシートを増やし、今では取得できる直系の除籍謄本をひたすら取得し、分かる限りでの別の家の系図も作ったりと大々的なものになりました。
今後詳しく書いていこうと思っていますが、先祖調査にて現在まで情報収集の参考にした資料を紹介します。
・除籍謄本
・自宅過去帳
・神社石碑
・蒲田図書館(大森区史)
・大森漁業史
・大田区内湾興亡史
・東京公文書館
・法務局(旧土地台帳)
・親族への聞きこみ
因みに、自宅は幸運に残りましたが、大森・蒲田地区では東京大空襲で江戸時代の資料は壊滅的な被害を受けました。
その為限られた資料から何とか探っていっております。
先祖調査の項目別に、これからブログにて説明していきます。