大森海苔 丹右ヱ門の記憶

~300年の歴史がある海苔漁場であった大森の過去と現在~

地元祭礼

いよいよ祭礼(おまつり)シーズンが近づいて来ました。
青年会では当日に向けての準備が始まっています。

私は高校卒業後、父の命で入会し今年で丁度10年になりました。そして、本日で29歳。20代でも最後の年となります。

大幅に変化した家庭環境、職場環境と大変濃い10年でした。



初めの頃は軽い気持ちでありましたが、今となっては地元の活動がいかに大切かを理解出来ました。
内部事情を知らなければ小さい頃からあるお祭り、盆踊りなどの地元の催し事や伝統行事は当たり前に続くものかと錯覚していました。

基を辿れば大先輩方の先を見据えた想いや多大な努力、地元の方の支え、地域活性化の為の案の試行錯誤の苦労の上で成り立っているものだと気付きます。



しかしながら、現在少子化やプライベートを重視する価値観(損得勘定)、交流の減少により人が減り消滅してしまった会や世代交代の危機に陥っている会は多いです。

偉そうに言っていますが、なにかしらきっかけがあれば興味を持つ処、正直私は家が代々神社に関わっていなければ入っていなかったと思います。
ですが、入会した以上40年続いている青年会と地元の行事をいつまでも継続させていく、次世代に繋いでいくことが大きな課題となるので先を見据えて努力をしていかなくてはならないと感じております。


駐車場や年数の経った家を壊しアパート、建て売りが増えて外から引っ越して来られる方が増えて子供の数も多くなっておりますので、地元に住んでいる以上少しでも興味を持ってくれる人が増えると良いなと思います。






話は変わり元号についてです。
改元は初めてなので発表の時は非常に緊張しました。崩御でなく生前退位なので明るいムードの中の改元でした。
仏間には「昭和天皇崩御、新元号は平成」の号外と新聞が保管されていたので、同じく改元された今、自分も新聞を買っておきました。
号外は難しいので諦めていましたが、次の日の早朝に駅で配っていたので幸運な事に入手することが出来ました。一緒に挟みファイルにしまっときます。

因みに、号外を配っていた近場の階段の下にはぐしゃぐしゃになった号外が大量に…

テレビでも放送されていましたが新橋で号外を取り合い破れたり良くてしわくちゃになっていましたね。
並べて配布すれば良いのに本当に醜いと思いました。


思い返せば、学校の授業で明治維新以前は~時代で括られていたと思うので明治以前の元号を知らない(慶応であることも)方が結構多いと感じました。
ネタかもしれませんが、江戸天皇がいると思っている人もいるとか。


中には元号は面倒なので要らないとの意見がありますが、745年の大化から続いている伝統的なものなので世界最古の国である日本の魅力の一つであると思います。
ただ、改元は元旦を境に施行すれば更に分かりやすくなったとは思います。月始めにあえてするものでもなく、その影響で昭和元年・64年はどちらも1週間程しかないのでこの年代の誕生日の人は貴重ですね。




桜が早くも散っています。
先日奈良の吉野まで見に行きましたが、宿へのバスが昼の時間一本しかないので泣く泣く手前の世界遺産である金峯山寺で引き返しました。
来年は有名な青森の桜を見に行く予定です。
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