大森海苔 丹右ヱ門の記憶

~300年の歴史がある海苔漁場であった大森の過去と現在~

大山阿夫利神社

本日は先祖に所縁のある神社のひとつ、

伊勢原大山阿夫利神社に行ってきました。



去年の成田山新勝寺の事でも触れましたが、

昔は無病息災、家内安全、豊農、豊漁等の祈願の為に

団体で参拝しに行く「講」というのものがありました。



ここ大山阿夫利神社では、

高祖父  大山敬慎講
祖父 父 大森川端講

という団体で参拝しに行っていました。

現在はどちらの団体も無くなっております。






という訳で、


今回の目的も、名が刻んである石碑の発見です。






結果は…
















収穫なし!




ただ、地元大森の講ならふもとと、頂上にありました。しかし、先祖の名前は記載されておらず残念です。

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こちらがふもとの方の石碑です。

大森海盛講と言うそうです。



ここ大山は中々急な道が多く、下から登るのは素人には中々きついものがありました。

下から登っていくと女坂、男坂の2てに道が別れます。今回は男坂から登ることにしました。

さっそく目の前に急な階段が

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登ったあと数歩歩いてて振り替えると

階段が見えないほど急なことが分かります。

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しばらく登っていくと公衆トイレがあり、その先に本殿への階段が見えます。その前にある茶屋でソフトクリームを食べて熱した体を冷やしてました。

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早朝まであいにくの雨でしたが、伊勢原駅に着いたときには晴れておりました。
ただ、雨あとの山の湿気に汗だくだくで大変なことになってました。


そして本殿へ。

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左側本殿の中に名水が涌き出ており、水筒にいれ山道に備えます。
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ここから、頂上の本殿まで約90分かかるとの看板を見て、行くか迷いましたがせっかくなので少しでも石碑を期待して登ることにしました。(結局無かったですが)


しばらくこんな山道を登っていくと
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次第にもやがかかってきます。


かなり段差のある岩道、ぬかるんで滑りそうになる泥道をバックを抱えてワイシャツ、普通の靴で登っていく姿は登山熟練者から見たら正気を疑う光景だったかもしれません。

もともと石碑が目当てなので、それを追求する大した情熱ということにしておきましょう。


そして90分ほど登ってくと鳥居が…
いよいよゴールが見えてきます。

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鳥居を潜り、段差を登っていったら正面に
「大森」と彫ってあるものが見えます!

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結局名前は記載されてませんでしたが、最後の最後、頂上でのこの石碑に名が刻んであったら最高の展開だったと思います。



着いたは良いものの周りは雲だらけで真っ白。
快晴のときはさぞ見晴らしがよいでしょう。

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少し横になったあとに帰路に向かいます。

因みに頂上本殿の前の狛犬には「江戸」と掘られて、そのメンバーの名が刻まれていました。
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行きは主に踏ん張りの筋肉を使いましたが、
帰りは滑り落ちないようにブレーキの筋肉を使い、膝に中々負担がかかりました。

どちらもかなりきついです。


そして1時間ほどで下の本殿に戻ってきました。この時で14時30です。朝起きてからなにも食べてなかったので新しく出来たカフェで外の景色を見ながらローストビーフ丼を食べました。

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デザートには升ティラミスです。
クリームチーズが濃厚で中々美味しかったです。合わせて2000円でした。

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もう歩いて下山は辛いので途中の大山寺までケーブルカー350円で下ります。この頃から小雨が降り始めました。

大山寺駅までついたら少しあるくと本殿が見えます。
なんとも立派です。因みに途中鹿が2頭いました。f:id:nameto:20190501224647j:plain


ここから帰りの道中で、同じく下山途中の高齢男性と合流。色々と話しながら、ふもと~帰りのバス、伊勢原駅まで同行しました。歴史研究家の方で中々不思議な巡り合わせでした。




来週は同じく所縁のある長野県善光寺に行く予定です。家に残っている証書で一番多いのはこの善光寺です。少ない期待を込めて向かいます。